東京も本格的な冬、セーターの季節になってきました。
アーティスト・hineから、東京のとあるところのために「作品を作った」と連絡がありました。
hine本名・水島秀子、わが社の優秀なイラストレーターだった人。7年間一緒に仕事しました。
その後、ローマ、パリ、ニューヨークと移り住み、今はカナダ出身のご主人と息子さんとで
バンクーバー在住、立体から平面までの数々の楽しい仕事、手作りに近い作品まで作っています。
今回の作品はこんな感じなのですが・・・。
photo by miquraffreshiaさん
「編み奇襲団」というニットアーティスト集団とコラボして、それを作ったようです。
その集団は、街中を「毛糸で覆い尽くす」ことで、味気ない街をポップに生まれ変わらせ、人を楽しませる
ゲリラのようです。その場所は、我が家の近く、恵比寿ガーデンプレイス。
早速カメラ片手に、hine作品探しに出かけました。見えてきました。あのベンチのようです。
色の無かったところにカラフルな色が遊んでいて、楽しい!お日様の出ているときは、そこに人が
座ってなごんでいるようですよ。「セーターを着たベンチ」はこんな感じでした。
hine作品がきっちり見えるのは、インフォメーションのところにありました。
ユニークでカワイイ! 水島さんらしさ全開です。
これらは、クリスマスまで展示しているので、見に行ってくださいね。
ニット作品は楽しい・・・と思って帰ったら、お歳暮がやってきました。
いつもおしゃれな贈り物をくださる、ポーチメーカー「アトリエ花」の奥山さんからです。
それは、「ドナ・ウイルソンさんのイラスト」をクッキーにしたもの。カワイイ! こわいい!?
すごい!こんなクッキー見たことない!このドナさんってどんな人?
ドナさんはイギリスのニットデザイナーでした。「編み奇襲団」の楽しさが、ドナさんを
呼んできた感じで、うれしくなりました。ニットは色の遊びができるアートなのですね。
ニットはもちろん、クッションのようなぬいぐるみ、ラグ、陶器も作っているようでした。
クッキーのイメージと重なっていますよね。
ステキですね、こんなことできたらいいな・・・デザイナーのあるべき姿ですよね。
ニットは楽しい! 素材感も含めて人を温かい気持ちにしてくれます。
私も何か作ってみたくなりました。