今澤知江の くらし「カワイイ!」レシピ

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厚真町すたこら探訪記;その4 元気な人はカワイイ!?

今月も、北海道の厚真町に行ってきました。今回は時間の許す限り「元気な人」に会いたいと、メインの予定以外のあいている時間ビッチリとスケジュールを入れて、いざ出発です。まずは、都会の生活に疲れを感じて、埼玉から移住して、農家になった伊藤さんご夫妻を訪ねました。
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伊藤ファームの名前の如く、41種類のジャガイモを完全無農薬・手作りで作っています。ですから収穫量はあまり多くなく、インターネットのみで販売しているそうです。その41種類ははっきり味が違うし、土の中で熟成させているので、ホクホク感が自慢の逸品だそう。ご主人はコンピュータの達人なので、その仕事でも家計を支えているそうです。お二人の間に穏やかな時間の流れを感じました。古い家を買い、お二人ですべてリフォームしたそうです。大草原の家の感じで、センス良いですね。
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居間の窓が部屋一面の大きさで、そこから田畑の景色が時間の変化とともに見えてきます。この景色だけでも気持ちがおだやかになりそう。「自然とともにくらしていることがいちばんです」と言うお二人の言葉に感動です。
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次は、若手のホープ、山口さんご夫妻を訪ねました。お二人で、厚真町の名産品である「ハスカップ」を作っています。新品種の開発もなさって、以前のものよりも大きさも大きく、甘いものを作りあげたそうです。かっこいい若いお二人です。
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ハスカップは7月末で収穫が終わってしまうので、以前頂いたハスカップはこんな感じでした。味はブルベリーに近いでしょうか。それよりも酸味が強いので、味にパンチがあって、一度食べたらハマってしまう味です。その上、この色。ポリフェノールたっぷりで目にも、もち美容にも効果あるようです。
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庭の向こうにハスカップ畑が続くのどかな中で、さらに町の名産品としての地位を高めようと「ハスカップ祭り」のようなこともして知名度を上げたいとお二人で考えているそうです。ハスカップの加工品も作りたいと熱く語ってくださいました。頼もしい!若い二人に大いに期待したいです。
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厚真町は北海道きっての「サーフィン」の町。良い波がサーファーの人気を得ているようです。その波に憧れて、オーストリア滞在の次は、厚真と決めて移住してきた村上さんご夫妻を訪ねました。ここが、厚真町?!と驚くほどのステキにモダンな建物!すごくおしゃれな若いご夫婦でした。
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ご自宅の入口を挟んで左が、ご主人経営の「サーフショップ」右が奥様経営の「着物リメイク&小物ショップ」になっています。東京にもないくらいセンスよい洗練された店なのでさらにびっくりです。前庭を使って、骨董市のようなイベントも、地域で活躍の人を巻き込んで開催しているとか。偉い!応援したいお二人でした。
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町にもどって、木村米穀店さんを訪ねました。お米屋さんなのですが、奥様のアイディアで「米粉」を使って作る「シフォンケーキ」が大人気になり、遠くからもわざわざ買いに来る方が絶えない店と聞きつけてのことです。店頭にある「米」も研究熱心なご主人が、昔の機械を直しつつ使って精米しているので、いまどきの機械で精米したものとは味が違うそうですよ。
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シフォンケーキの美味しさの秘密は、自家製の米粉を、ケーキを作るたびにご主人が作るそうです。その米粉の状況で水の加減も変えるそうです。素材が生きている感じですね。その上、完全無添加、ベーキングパウダーも使わず「卵白」でフワフワ感を出しているそうです。それ以外に「玄米シフォンケーキ」「チーズケーキ」「黒米ロールケーキ」「かぼちゃのパウンドケーキ」と人気商品が次々に増えているそう。お話し伺っている間にも、遠くからのお客さまがやって来ました。
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駆け足で町の農村地帯から、町まで回ってみて、「すごい!」「偉い!」の連発でした。パワーのある人はすばらしい!都会も、田舎も何の差もないと実感しました。今回も、買って持ってきたもの、送ってもらったものがたくさん。それを加工する課程をまたお知らせしますね。
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by imazawajpt | 2009-09-21 22:40

厚真町すたこら探訪記;その3 動いている町はカワイイ!

北海道勇払郡厚真町のグリーンツーリズム研究会も3回目。8月下旬はこの地も『実りの季節』を迎えるということで、そのメンバーの方たちと町内の視察にマイクロバスで向かいました。まずは、「田んぼのオーナー」という仕組みを作り、1家族に1a(100㎡、約30坪)25,000円で貸し、田植え、稲刈りを体験してもらい、不作でも30キロのお米を保障するというもの。現在20家族の方が取り組んでいるそうです。体験で手で植えたものが高さの低い部分、ほかは機械で植えたものだそうです。稲の花が咲き、受粉して実(米)になること、ご存じでしたか?当たり前のことに気づきませんでした。米ができるまでの自然との戦いも理解できる、ここでの米作り、よい体験になりますよね。ここは景観もよいところなので、楽しみも倍増の感じです。
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次は、「イモ掘り」を見学に行きました。会社や町内会の「秋の親睦会」などの行事として定着しているそうです。ここは1aあたり20人目安で予約して、イモ掘りができるとのとこ。1a.15,000円ということは、一人750円!一人20キロぐらいの?メイクイーンが採れるのですから、すごい安さ!それに楽しそう!その上、人口5,000人弱の町に1,500人もの人が来るとか。すごいです!
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イモ掘りのあとは、皆さん町民広場に移動して、ジンギスカンでの昼食です。私たちも、そちらに移動して、名物の「あつまジンギスカン」を炭火で焼いて頂きました。すごくおいしいですよ。その広場は、パークゴルフ場に併設されているものなので、景色も抜群!絵にかいたような雲で思わずウットリ!
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次は、農業以外の方に畑を貸して、自由に作物を作ってもらっている「市民農園」へ。これは一区画50㎡を5,000円で借りられるそう。、それぞれ多品種のものを作っていました。マリーゴールドを植えると、虫が来ないそうですよ。わからないことは、畑の持ち主の山川さんに教えてもらうこともできるそうです。それなら、私にもできるかも?自給自足、憧れですよね。
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広大な農園をお持ちの長谷さんのところを見学させてもらいました。沼まである広い敷地にただただびっくりしました。これは桐の木だそう。初めて見ました。大きな葉なのですね。この木も小さく見える広いところでした。
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かなりのスピードで町を走り回って、ちょっとお疲れ気味?山田さんの羊の牧場でひと休みです。
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厚真町は広い海岸があり、「サーフィン」のメッカとして、全日本的に有名だそう。町役場の若者たちが「あたらしいなみ」(http://atarashinami.cocolog-nifty.com/blog/)というチームを作り、それを宣伝しようとしています。その話を聞いたので、さっそく海岸にも行ってみました。火力発電所ができ、堤防が大きなくったので、よりよい波が来るようになったようです。波打ち際まで車で行けるのに驚きました。商売的に考えたら、すぐに「ビーチハウス」のようなものを作ってしまうと思うのだけど、ただただ波が打ち寄せるだけ、もったいない!ですよね。
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最後に、花の栽培をしている河村さんのお宅へ行きました。切った花を出荷する最中で大忙しの中、見学させてもらいました。左端が、花栽培を始めた河村敏弘さん、「考える農業」を実践している頼もしい2代目です。右奥がお母さんの、道子さん。「おふくろみそ」を作ったりと、農協活動も忙しのに、ここでも大活躍。にこやかで素敵な方です。このような、たおやかな女性パワーにこの町は支えられているのですね。ここの花は、遠く沖縄まで出荷されているそうです。
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そんなこんなで、朝から夕方まで、充実の見学でした。
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ご一緒したメンバーの方は、意欲ある農家の方から、農協の方まで。何もかにもが珍しい私に、丁寧に説明してくださり、ちょっと知識が深まった感じです。空気が澄んでいて、空が高くて、時間の流れがゆるやかで…すべてが東京では感じられないことばかり。どんなに忙しくすたこら歩きまわっても人を疲れさせない奥深さがあると実感しました。
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by imazawajpt | 2009-09-07 15:04