今澤知江の くらし「カワイイ!」レシピ

imazawajpt.exblog.jp
ブログトップ

おばあちゃん&おかあさんは「カワイイ!」

前々回でご紹介した、北海道の厚真町。その町役場・観光担当の方からお電話があり、
リニュアルオープンする温泉施設の記念品として、特産の米粉と味噌を使って作った「みそバタークッキー」を配布したいので、そのパッケージラベルを作って欲しいとの依頼がありました。が、お電話いただいたのが3月17日、その施設のオープンが4月1日?!な、なんと時間がない!ということは遅くとも27日にデータを渡す?ってことは中10日しかない・・・すごく焦りました。イメージは「おばあちゃんが孫のために作った」ということでした。
『おばあちゃん』と聞いてまず浮かぶのは、こんなイメージ?
e0133362_23514421.jpg

でも、今どき、こういうおばあちゃんいないですよね?孫が5才としたら、お母さんは30才、
おばあちゃんは55才ぐらいということになりますよね。アラウンド50才、すごく若いじゃないですか。
それを確認したら「若々しいおばあちゃんでお願いします」とのことでした。若いけど、おばあちゃん?
ますます難しくなってきました。
デザイナーの江原ちゃんが頭を悩まし、彼女の妹(デザイナーです)まで巻き込んで、山のように考えてくれました。これは絞り込んだほんの一部ですが・・・。
e0133362_23561544.jpg

クッキーはこんな感じのものでした。サクサクしていて、みそ味が良い感じでしたよ。
e0133362_003646.jpg

こんな袋入りになっていました。これではちょっと味気なさすぎですよね。
なんとかしなくちゃ。
e0133362_005211.jpg

江原ちゃんがラベルを考えている間に、私はパッケージの仕様を考えました。いただいた袋の形体にするとこの程度?イマイチな感じですよね。
e0133362_042791.jpg

そこで、ありものの資材でできる最良の形は・・・?と考えたのはこんな形体になりました。
ちょっと、女々しいかとも思ったのですが、これくらいしないと記念品にならないと思ったのです。手持ちの材料で作ったのでレースペーパーが大きすぎてます。
e0133362_071293.jpg

でもあくまでもこれはイメージサンプルなので、これと同じ資材を見つけて必要数揃えないと作れません。
カタログを調べ、かっぱ橋⇔浅草橋と資材屋さんを回って、ようやく1000個分の資材を調達しました。が、たかがレースペーパー、されどレースペーパーで、日本製のものはよくケーキの箱に敷かれているタイプのもので、繊細さに欠けるのです。フランス製のものを探すのがかなり大変でした。
e0133362_08377.jpg

そして出来上がったのが、このパッケージです。「おばあちゃん」のつもりで作っていたキャラクターがどんどん若くなったので、「おかあさん」にタイトルを変更しました。「おかあさんの台所から」シリーズの完成です。
e0133362_0122259.jpg

ここまで作るのに、江原ちゃんも私もすごい集中力で取りかかっていました。かぶっている三角巾の柄をチェックにしたり、水玉にしたり・・・細かいところにも「カワイイ!」を込めてみました。大変だったけれど、できてみるとなんだかうれしくなりました。これを受け取って下さる人たちに「笑顔」が伝わりますように!
[PR]
by imazawajpt | 2009-03-28 00:16