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今澤知江の くらし「カワイイ!」レシピ

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厚真町(あつまちょう)すたこら・てくてく探訪記・2012年夏の巻

7月! 北海道にも、ついに夏が来た058.gif
私がグリーンツーリズム振興のお手伝いに行っている
北海道勇払郡厚真町(ゆうふつぐん・あつまちょう)は『ハスカップ』の最盛期、
その上、北海道一の栽培面積を誇っているのです、つまり日本一・・・エッヘン!
ハスカップはブルーベリーの3倍ぐらいの大きさのベリーで、甘くて酸っぱくて
おいしい~!爽やか!その上「目」にもよいし、もち「美容」にも最高~
ホント?と疑うあなた、それは町に来て女性を見れば一目瞭然!?
ぜひ町に来て、あなたもハスカップ美人の仲間入りしてね。
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町を訪れた人にイチバンの贈り物は、この『青空』じゃないかな。
食べたくなるような「雲」と、どこまでも続く「青い空」。
空が広い~!高い~!これだけでも「北海道に来たぞ!!」って実感です。
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その青空のもと(と言っても夕方なので、ちと暗いかな?)「ハスカップフェア」の旗が
ハタハタたなびいてます。自称「ハスカップロード」の入口です。
ハスカップフェアは月末まで、収穫時期は7月いっぱい、夏の訪れを告げています。
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今年の『Myハスカップof ザ・イヤー』は「ハスカップ寿司」、町の高寿司の大将が考案。
軍艦巻き風に仕立ててあります。大きなハスカップ、山口農園のものです。
ハスカップはもともと「おむすび」の具に使われているくらい、ご飯との相性はバッチリ!
酸味がご飯の味を引き立てるようです。酢飯ともピッタリで、醤油ではなくて「岩塩」を
パラりとかけていただくのが通の味わい?のようでした。 色合いもキレイでうっとり043.gif
おいしい~! 元気になれそう! 一日分のビタミンゲット!
(もち、キレイにもなれそう???ハスカップ美人入門なるか!?)
できれば、年間食べられたら良いのに・・・冷凍でも出来るのかな?大将お願いしますー!
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詳しくは「厚真町役場のfacebook」を
みてくださーーい、下記です。
http://www.facebook.com/atsumatownhokkaido/posts/336082139811505#!/atsumatownhokkaido

町ではじめて「紡ぐ人」にお会いしました。
そもそも、厚真町には、学校の先生をリタイア後、町に戻って羊の牧場を作った
「山田牧場」さんがあり、そこから原毛をいただくことができます。
山田牧場は、こんなのびやかなとこです。
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その原毛から糸を作り「手紡ぎ」の伝承をしていきたいと考えている矢倉さんです。
原毛を水で洗い、陰干ししてと、時間をかけて糸に加工していくそう。
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雪の多い国では、冬の仕事として、ずっと「手で糸を紡ぐ」ことが伝わってきているよう。
フワフワの原毛に触れているだけで、ココロが「ほんわか」してくる感じです。
それを毛糸にして「たまねぎ」などの植物で染めて、「足なりソックス」を作っていました。
自然を体感できる「あたたかな時間」そのもの、多くの人に伝えたいです!
矢倉さんは自分が好きなことが出来る年齢になったので、ずっと続けたきたことを
人に伝えたいし、それを伝えてくれる若い人を育てていきたいと語ってくれました。
「温かさの伝承」それが出来たら世の中が明るくなること間違いなし!
応援したい女性に出会った貴重な時間になりました。
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こんなのどかな厚真町にも新しい動きが具体化していました。
三重県から60才を期に移住してきた浜口さんが新しいメーカーと店をオープン。
それも本格的なフリーズドライの機械など最新の機器を設備した工場併設で。
同じ三重県出身で北海道の名付け親と言われている「松浦武四郎」の碑が厚真町にも
あることを知り、武四郎の功績を伝えるためにも、その名前を冠した「菓子」を作ろうと
決意されたそうです。
北海道産の「もち米=きたゆきもち」「小豆」を使ってじっくり「まんじゅう」「餅」を
作っていました。小豆の香りが工場いっぱいに広がっていました。香りだけでも
おいしそう~! 採算を度外視しても良いモノを作っていきたいそうです。
それ以外にも急速冷凍の「魚類」も作っていて、その領域を広げていくようです。
「熱い志の人・浜口さん」の情熱がいっぱいの工場と商品に感動しました。
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冷凍のまま東京に持ち帰った「まんじゅう」「餅」とも、完璧な味!
素材の味がそのまま商品になっていて「060.gifやめられない~止まらない~」おいしさでした。
ココロをこめたモノはとびきりの味! 詳しくは「あつま食品」のHPみてください。
http://atsuma-foods.com/concept.html

この時期は「百年記念公園」での「蛍鑑賞」もできます。
300匹を超える蛍の幻想的な輝きにうっとり~ですよ。
でもそこまでにしたのは7人の有志のおじさまたち。「小川をキレイにし、蛍のえさになる
「カワニナ」を奈良から取り寄せて、他の町に学び、先生を呼んで学習し、時間をかけて
養殖に取り組んできた」そうです。今は「源氏蛍」お盆前には「平家蛍」がたくさんに。
「未来のために出来ること」を始めてくれた7人のサムライにココロから拍手038.gif
昼の公園はこんな感じ、森の雰囲気ですよ。
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072.gif夜なんですが、蛍見えますかー? 役場の丸ちゃんの力作写真を借用しました。
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蛍はお盆頃まで見られるそうですよ。命短し~美しきもの~060.gifかな?

野菜も、トマト、ズッキーニ、きゅうりetc・・・今が、食べ頃で新鮮そのものです。
ガーデンのようなハウスで酒井敏江さんが作る「ミニトマト」、赤いトマトはもちろん、
青いトマトはサクサクのみずみずしさ、黄色、黒いトマトまで、ひと粒で充実の味です。
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酒井さんは「花キュウリ=もろきゅうサイズのキュウリに花が付いている」も料理屋さんに
出しているそう。花の付いたまま料理になるそうです!ステキ!
ズッキーニももちろん花付きで出しているそう、いつも新しいアイディアに満ちてます。

北海道の夏、厚真町の夏は短いのです。
でもその中で、「ココロある人たち」の動きはいろいろあって楽しいことが
たくさんになってきました。ここにご紹介したのはほんの一部。
まだまだたくさんありますよ。
今から予定を立てて、今年こそ?来年こそ!青い空のもと、厚真町すたこら・てくてく探訪に
来てくださいねー。 お待ちしてま~す。
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by imazawajpt | 2012-07-17 17:38